中華唐鴻臚井刻石研究会 元会長 遼寧省白城師範大学 元教授、図書館元館長
中国民間人と日本進める会は力を合わせ、「東京唐鴻臚卿崔訢博物館」を設立し、文化財の「募集」や「収蔵」の資格を合法に持つようになった後、その博物館の名義で、正々堂々と日本の皇居に対して「唐鴻臚井碑」を募集することができます。
日本の皇居は、文化財の収蔵部門ではなく、100年間もわたり、文化財の視察を許さず、その間に唐鴻臚井碑のもともとの29字を28字にしてしまうと言う深刻な「文物破損」事件をもたらしました。これは科学的精神を損なう行為です。日本の政府と皇居は逃れられない歴史的責任を負っています。一日も早く「唐鴻臚井碑」を「東京唐鴻臚卿崔訢博物館」に渡し、文化財それなりの環境や管理を加えてほしいです。
「東京唐鴻臚卿崔訢博物館」は、簡単に建てられます。パネル、ショーケース、展示品さえあれば、50平米にしろ、100平米にしろ、200平米にしろ、大きさに限りません。
私は、「東京唐鴻臚卿崔訢博物館」に掲げる写真300枚、パネル28枚、展示品60点を用意しています。場所が確定してから、1ヶ月の間に十分に完成することができます。経費については私たち中国側が寄付を募って一部を負担することも可能です。
このような博物館の設立運動を通して、文化財の「募集」を行い、国宝復帰を実現するメリットは次に纏めてみました。
「募集」は、あらゆる歴史的なものや現実的なものなど、さまざま解決できない課題を解消する上に、最もいい評判や体面をもたらす案として、日本の皇居にとって最も受け入れやすい方法です。
「募集」の案は、日本政府にとって、中国のご機嫌を取るために中国政府に文化財を自発に返還することより、面子を立てる良い方法です。
「募集」の手段で博物館間のやり取りをして、文化財収蔵場所の「移転」を実現することができます。「唐鴻臚卿崔訢博物館」を設立し、募集を通して「唐鴻臚井碑」を皇居から移り出すことが実現したら、世界中の注目を集め、来場者が殺到してくるでしょう。
日本と中国の文化財研究会メンバーが堂に博物館に入り、日中友好に大きな発展を遂げることは、これ以上良い方法がありません。
機が熟す時に、日本の「東京唐鴻臚卿崔訢博物館」と中国大連の「唐鴻臚井刻石記念館」との間に「文化財の借り展示」の契約を結び、合理的かつ合法的に唐鴻臚井を故郷に迎えるでしょう。
国宝の唐鴻臚井碑の「借り展示期間」は、すでに1908~2008の最初の100年間で満期していました。次の「借り展示期間」を、また100年にし、私たちの子孫に任せて完成させようと思います。
日本の「東京唐鴻臚卿崔訢博物館」はもちろん相変わらず開館し、皆さんにかつての侵略戦争や滄海の変な歴史を語りつつ、世界の人々に盛唐渤海地域のかつての栄光と光り輝く姿を描き出す場として利用します。
もちろん、今日の中国民間人と日本の進める会が連携し、国難を乗り越え、共に中日友好を築くことも語り続けていきます。