4 8 月, 2023
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中国民間対日賠償請求連合会 会長
私は、まず冒頭に、中国民間対日賠償請求連合会を代表し、日本の「中国文化財返還運動を進める会」成立1周年の大集会が成功裡に開催されることをお祝いします。
私たちは、日本政府は過去に略奪した中国文化財を直ちに返還すべきだと思っています。 最近、英仏両国が、植民地時代に略奪したナイジェリアの文化財を自主的に返還したことは鏡であり、中日の文化財略奪問題を解決する現実的なモデルになると考えております。
歴史が証明しているように、中日両国は、「運命共同体」の理念と実際の行動を通し、中日両国の永遠の互恵共存な関係を保ってこそ、真の意味での中日友好を実現することができます。
私は、日本の「中国文化財返還運動を進める会」の皆様は、この正しい理念に基づき、中日両国間に「永久平和」という素晴らしいビジョンのために貴重な努力を続けてこられたと思います。
私は、両国間の文化交流を強化し、早期に中国略奪文化財の返還を実現するため、中国民間対日賠償請求連合会を代表し、「中国文化財返還運動を進める会」の皆様が「石獅子」を略奪された海城市や「鴻臚井碑」を略奪された旅順を訪問され、中日間の民間交流を実現することを考えています。
中国文化財が日本軍に略奪された海城や旅順で視察や調査活動を行うことは意義深いと思います。例えば地元の景色が一番美しい今年の秋などは如何でしょうか。
略奪された文化遺産は「もとの場所」に一刻も早く返還すること、この大原則は今では世界の潮流になりつつあります。
日本が戦時中に中国から略奪したすべての中国文化財を中国の故郷に戻す大運動を中日共同の民間運動で実現しましょう!