18 5 月, 2025
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講演:侵略の記憶 東亜考古学と収奪の系譜
講師:五十嵐 彰
(本会共同代表・考古学者)
日時:2025年6月14日(土)13:30開場
※講演会に先立ち、30分ほど本会の年次総会をもちます。(会員以外の方も傍聴できます)
会場:アカデミー茗台7F 学習室A
丸の内線「茗荷谷駅」から徒歩約10分
丸の内線「茗荷谷駅」から徒歩約10分
都営バス都02 系統「小石川四丁目バス停」から徒歩約3分
資料代:800円
ご案内チラシ:2025.6.14 中国文化財返還を大きなうねりに
「東亜考古学」とは、何でしょうか? 「東亜考古学」を代表するのが、「東亜考古学会」です。「東亜考古学会」は、「中国大陸で考古学的調査を行うために東京大学・京都大学の考古学者を中心として1926 年に結成された組織」です。会の活動は、戦後も北海道や対馬でなされているので、戦後まで継続したのは確かですが、いつ解散したのか、それとも解散せずに現在まで存続しているのかはっきりしません。
「過去」とは、「過ぎ去ったこと」と「過去形」で語られる事柄と考えられています。しかし主な出来事は、「過ぎ去った」としても、すべてのことが「過ぎ去った」とは言えないのではないでしょうか。私たちの意識に残り続けることはあるし、過去の出来事を回顧するという形で残り続けることもあります。何よりも、過去における不当な行為によってもたらされた文化財が現在まで当事者の手元に残り続けるということは、不当な過去が過ぎ去らず、その不当性は現在に継続していることを示します。
戦時期に中国大陸でなされた東亜考古学会の活動を踏まえて、それらが「引き続く過去」として現在に及ぼしている意味について考えます。
「過去」とは、「過ぎ去ったこと」と「過去形」で語られる事柄と考えられています。しかし主な出来事は、「過ぎ去った」としても、すべてのことが「過ぎ去った」とは言えないのではないでしょうか。私たちの意識に残り続けることはあるし、過去の出来事を回顧するという形で残り続けることもあります。何よりも、過去における不当な行為によってもたらされた文化財が現在まで当事者の手元に残り続けるということは、不当な過去が過ぎ去らず、その不当性は現在に継続していることを示します。
戦時期に中国大陸でなされた東亜考古学会の活動を踏まえて、それらが「引き続く過去」として現在に及ぼしている意味について考えます。